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バリアフリーの問題点は?

バリアフリー化が進んできたとはいえ、バリアフリーの問題点は、まだまだ多くあるのが現状です。

どのような問題点があるのかといえば、物理的なものと心理的なものがあります。

 

物理的な問題点としては、施設の立地条件などによって細かい段差などの不備がどうしても残ってしまったり、古い景観が人気の観光地では、その伝統を守るためにバリアフリー化を実施するのが難しいというケースがあります。これらのケースは、費用や時間が必要なだけではなく、バリアフリー化するスペースの問題もあることから難しいと言われています。

心理的な問題点としては、どんなにバリアフリー化が物理的に解決したとしても、利用する人たちのモラルがなければ、その施設を有効活用するのは難しいです。周囲の人たちの理解や協力、思いやりがあってはじめてバリアフリーは有効活用することができるようになるのです。

この2点をクリアしていくことが、バリアフリー化には必要不可欠なもので、現実にはなかなか難しいものですが、長期の視点で考えて少しずつ取り組むことが大切だと言われています。

特に心理的な問題点は、障害者や高齢者などへの配慮が自然にできるような教育を行うことなど、少しずつ対策していくことで、5年後、10年後、誰もが暮らしやすい世の中になっていくのではないでしょうか。 

 

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2020.02.20

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